大磯町の石神台自治会(尾白佳隆自治会長、約700世帯・1670人)が独自に製作した、地域の魅力を発信するホームページ(以下、HP)が話題を呼んでいる。
「海が見える街 大磯町石神台」と題し公開されているHPでは、石神台の話題やイベント、住みよさなどを紹介。また10分毎の気温や湿度、雨量、風速などを伝える気象現況も公開している。これはHP製作の中心メンバーで同自治会顧問の白崎勝さん(74)の庭に設置している気象観測装置を活用したもの。HPで公開するため、常に最新の気象状況を捉えて「静穏。気圧が急回復です」などのわかりやすい言葉に変換し表示するプログラムを白崎さんが組んだ。
移住者増加に期待
HPの製作は、2017年4月に開かれた自治会の総会で人口の減少が議題に上がったことがきっかけ。「外部の人に石神台の良い所を知ってもらい、また自治会内のコミュニケーションにもつながるのでは」とHPの製作の提案があり、自身でHPを運営している白崎さんらを中心に作成グループが発足した。名称やデザイン、掲載する内容などの協議を重ね、17年12月に公開。町にも働きかけ、町HPとリンクも張った。
白崎さんは「1回見て終わりではなく、また見たいと思ってもらえるような工夫が必要。グループのメンバーと協力しながら継続的に情報を発信していき、ゆくゆくは石神台の良さを知った人が移り住んで来るようになれば」と思いを語る。
石神台HPアドレスは、http://ishigamidai.com/
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