J1リーグ15位に低迷する湘南ベルマーレは21日、敵地で16位の横浜F・マリノスと対戦した。壮絶な打ち合いとなった神奈川ダービーは、4対4で引き分けた。
湘南は立ち上がりからハイプレスで横浜を襲う。8分、アレン・ステバノビッチが左サイドを高速ドリブルで侵入してシュートを放ち、横浜DFのクリアミスを誘発しゴール。大乱戦の火ぶたが切って落とされた。
横浜FWが27分に技ありシュートを決めれば、その1分後に湘南菊地俊介がゴール前を離れていたGKの隙を見逃さず、長距離弾を流し込む。
たたみ掛ける湘南は41分、横浜守備網の裏を狙うボールに飛び出したステバノビッチがGKとの1対1を制し2点差にするが、44分には横浜FWから1分間で2失点。このまま前半終了かと思われたが、またもやステバノビッチが追加点を奪い、4対3の湘南リードで折り返した。
後半は横浜が湘南の深いエリア内でパスを回して翻弄、ゲームを支配した。57分、横浜がセットプレーをヘディングで合わせドローに持ち込む。後半はこのゴールのみで乱打戦の幕が閉じた。
試合後、ステバノビッチの1点目が公式記録で横浜のオウンゴールとなり“幻のハットトリック”となったが本人は「来日初ゴールが勝点1につながった」と喜んでいた。
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