独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてボリビアに派遣される遠藤暁(さとる)さん(23)=二宮町=が18日、村田邦子町長を表敬訪問した。
遠藤さんは同国コチャバンバ県に赴任。現地のサッカークラブのコーチとして5歳から15歳までの子ども約200人の指導にあたる。中長期的なトレーニング計画の改善や、コーチ陣が指導方法や練習メニューの組み方を学ぶための研修の実施などにも取り組む。派遣期間は2020年6月までの2年。
兄の影響で小学1年からサッカーを始めた遠藤さん。大学時代はサッカー部に所属し、スポーツ交流を通したJICAのボランティアに応募した。3年のときにボリビア、4年のときにはエチオピアにそれぞれ1カ月間滞在。小学校などを回ってサッカーを教えた。ボランティア体験から国際協力の仕事に関心を抱き、青年海外協力隊員を志した。「日本とは文化も常識も違う国で暮らすことで、環境に適応する能力や多様性を受け入れる力を培いたい」という。
村田町長から激励を受けた遠藤さんは「気負わず、自分のできることを精一杯やりたい。ボリビアの子どもたちと再会するのも楽しみ」と話した。
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