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大磯・二宮・中井 教育

公開日:2018.07.06

高校生3人を米国派遣
大磯町の姉妹都市ラシン市へ

  • 歓送会で高校生にエールが送られた(大磯町提供)

 大磯町国際交流協会(森杉宣夫会長)は、同町と姉妹都市協定を結んでいる米国ウィスコンシン州ラシン市に7月20日から8月3日まで、高校生3人を派遣する。派遣されるのは大磯町在住の住本達哉さん(茅ヶ崎高校2年)、小島真美さん(鎌倉女子大学高等部1年)、安江理彩子さん(藤嶺学園 鵠沼高校2年)。

 国際的視野に立ち、日本の文化や歴史を広めて相互理解の担い手となる人材の育成を目的に1983年から行われている事業。国際姉妹都市のデイトン市とラシン市へ交互に派遣している。

 7月1日に町保健センターで歓送会が開かれ、中崎久雄町長から「2週間という短い期間だが、多くのことを吸収してきて今後の人生の糧にしてほしい」とエールが送られた。3人は「百人一首を紹介し、そうめんを作って食べるなど日本の文化を伝えてきたい」(住本さん)、「ホストファミリーに習字を教えて、自分はスポーツや大学を見学してみたい」(小島さん)、「澤田美喜さんという大磯ゆかりの偉大な女性を海外の人にもっと知ってもらい、米国の児童施設の現状についても学んできたい」とそれぞれの抱負を述べた。

 3人はラシン市の一般家庭に滞在し、市庁舎などを訪問。8月3日に帰国する。

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