中井町の中井中央公園にハート型のモニュメントが設置された。ハートの中に富士山が収まる恰好になり、絶好の撮影スポットとして利用できる。中村と井ノ口村の合併による「中井」誕生110年を記念して小田原法人会中井地区が町へ寄贈した。
公園の展望広場に設置されたモニュメントは、石の台座にリング状のハートを載せた構造で高さ約2m。町がアピールする「里都まち♡なかい」とそのロゴマークにちなみ、「愛情」や「真心」「心のふれあい」などを表すハートを題材にしている。
9月21日に法人会中井地区の加藤敏夫委員長と北川祐史副委員長が町役場を訪れ、杉山祐一町長に目録を手渡した。
「地域に根差して活動する公益法人として110年の節目に何かしたいと考えた。中井町に多くの人が来てくれたら」と加藤委員長。杉山町長は「シティープロモーションを進めているなか、町の交流・定住人口の増加を促すモニュメントになる」と謝意を示した。
撮影・縁結びの人気スポットに
同公園は国土交通省が選定した「関東の富士見百景」のひとつ。モニュメントのハートを額縁に見立てて、富士山と緑豊かな自然の風景を背景に家族や恋人、友人と記念写真を撮ることができる。写真共有アプリのインスタグラムに画像を投稿すれば、町の魅力発信にもつながりそうだ。
同町は「モニュメントは幅広い年齢層が集う中井中央公園のシンボルにふさわしく、日本を象徴する富士山との相乗効果で町の知名度アップが図れる」と期待する。公開は10月1日(月)から。
大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|