二宮町と町商店連合協同組合(商連)は10月1日から、町内転入者に500円分の買い物などができるポイントカードをプレゼントするサービスを始めた。町内の商業振興に係る協定締結に基づく連携事業で、定住促進や新しい顧客の開拓などを図る。
町商連では加盟店共通のポイントカード「JOY(ジョイ)カード」を発行し、買い物金額100円ごとに1ポイントを付与するサービスを行っている。満点の400ポイントが貯まれば、500円の金券や各種イベントの参加券として利用できるほか、地元の金融機関に預金することができる。また、健康づくりステーションを利用した際などにもポイントが付く。
今回の協定締結は、ジョイカード事業と同町が実施するさまざまな施策で商連と町が互いに協力し、効果的なまちづくりを進めていくことがねらい。年間約1千人の転入者を対象にしたポイントカードの進呈はその連携事業のひとつで、新住民の転入による地域活性化や商業振興を目指す。
町は、役場で転入手続きをした人にごみの出し方を案内する資料などとともに満点ジョイカードの引換券と商連加盟店マップを配布。転入者が引換券を持参してジョイカード加盟店で1000円以上の買い物をすると、満点カード1枚と引き換えらえる。引換券は転入世帯の全員に1人1枚ずつ、赤ちゃんももらえる。
「満点カードで大磯ロングビーチに行くのを楽しみにしているお客さんも多い」と商連の内海申了理事長。村田邦子町長は「『二宮町へようこそ』という歓迎の気持ちを表している。町内には個性的なお店が揃っているので、引換券を持って足を運んでほしい」と話した。
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