大磯町郷土資料館の企画展示室で、明治150年を記念した企画展「明治の功労者」が12月9日(日)まで開催されている。
企画展では伊藤博文などの中央で維新政府に関わった人ではなく、あえて地域の近代化に力を注いだ大磯の人々に焦点を当てて紹介。とくに明治に大磯や周辺地域で結成された自由民権結社「湘南社」の活動に触れ、関係する資料や近代地方行政が始まった当時の記録として町村役場の文書も展示している。紹介されている人物は、初代大磯町長を務めた中川良知や大磯小学校初代校長の小野懐之、落花生栽培を開拓した渡辺慶次郎、ハワイで日系移民のリーダーを務めた後藤濶など14人。
また担当学芸員による展示解説を10月28日(日)と11月18日(日)の午後2時から実施する。30分程度。事前予約不要。
「湘南社」知る講演会
同館研修室で記念講演会も開催される。11月10日(土)には公益財団法人雨岳文庫の野崎昭雄代表理事が「湘南社の活動と雨岳文庫について」、11月24日(土)には一橋大学大学院の渡辺尚志教授が「湘南社社長山口左七郎と近代の幕開け」について講演する。いずれも午後2時から4時まで。定員各60人。事前申し込み不要。
入館無料。開館時間は午前9時から午後5時(入館4時30分)まで。問い合わせは同館【電話】0463・61・4700へ。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |