大磯・二宮・中井版 掲載号:2018年12月14日号 エリアトップへ

県優良店舗に井上蒲鉾店  元首相も愛した味を継承

経済

掲載号:2018年12月14日号

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記念の楯と真奈実さん(左)らスタッフ
記念の楯と真奈実さん(左)らスタッフ

 大磯町の井上蒲鉾店(井上浩吉4代目社長)が、11月26日に神奈川県の2018年度優良小売店舗表彰を受賞した。県と県商工会議所連合会、県商工会連合会の共催で毎年、サービスや味、技に秀でた小売業、飲食店に贈られている。今年は県内で34店舗が選ばれた。

 井上蒲鉾店は、大磯で明治11年に創業。かまぼこ・はんぺん・さつまあげを看板商品に代々受け継いだ製法と味を守り続けている。現在は専務の井上寧さん(53)が全体を取り仕切り、妻の真奈実さん(52)が店舗、弟の暢さん(48)が製造の責任者を務める。受賞の知らせに真奈実さんは「とても光栄なこと。井上の味を好んでくださるお客様のためにも代々の製法と味を守り、商売を続けていくことが企業の責任と思う。これからも末永く愛される店になれるよう努力していきたい」と感謝を述べた。

大磯に井上の味

 人気のはんぺんは、プリプリとした食感が特徴。芋や卵などの余分なつなぎを使用せず、シログチのすり身を熟練の職人が熱と塩加減だけで絶妙の歯応えを生み出している。吉田茂元首相もこの味を愛し、店頭に黒塗りの高級車を停めて秘書が買いに来たという。また政財界の要人が訪れた際には「大磯土産は井上にしろ」と話したという逸話も残っている。はんぺんなどを購入していた町内在住の女性客(84)は「代々ここの味のファンで、贈り物にも使わせてもらっている。料理してもそのまま食べてもおいしい」と笑顔を浮かべた。

 「日々何か特別なことをしているわけではない。お客様が楽しく買い物をして、商品をおいしく食べて頂くために職人も売り場も当たり前の努力を続けている」という同店。140年にわたり受け継いだ味と地域に根差した商売で、これからも大磯へ人を惹きつける。

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