大磯・二宮・中井版 掲載号:2019年4月19日号
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杉本氏が合区制す 県議選「南足柄市・足柄上」

政治

乾杯で笑顔をみせる杉本氏
乾杯で笑顔をみせる杉本氏

 従来の南足柄市選挙区(定数1)と足柄上選挙区(定数1)が合区となり、「南足柄市・足柄上」選挙区(定数1)として4月7日に投開票が行われた神奈川県議会議員選挙は、旧足柄上の現職・杉本透氏(65・山北町)が4期目の当選を果たした。投票率は44・23%。

 当日夜、開票が始まると杉本陣営の事務所には多数の支持者がかけつけ、熱気に包まれた。第1回目の開票速報からリードを確保するが、開票率の関係で確定には至らない。杉本氏も会場入りし陣営に焦燥感も漂い始めた午後11時過ぎ、ついに「当選確実」の報が舞い込むと事務所全体に大きな拍手が巻き起こった。

 万歳三唱の後、マイクを握った杉本氏は「合区になって初めての選挙を皆さんのおかげで勝てました。涙が出るくらい嬉しい。足柄地域をなんとかしたい、連携して地方創生をやっていきたい」と話し、お茶で乾杯して支援者らと喜びを分かち合った。その後、次々と祝福に駆け付ける関係者らに笑顔で応対した。

 保守系の現職2人と新人1人が議席を争う激戦となった今回、次点で敗れた旧南足柄市現職の瀬戸良雄氏は「大変厳しい結果。私の不徳の致すところで、応援していただいた方々に申し訳なく思う」と頭を下げた。保守分裂の選挙になったことについては「やりづらさは余り感じなかったが、応援してくれた有権者が戸惑ってしまったのではないか」とコメントした。

 自民党が推薦する現職同士の争いに食い込もうと手を挙げたのが、開成町議を3期務めた新人の山田貴弘氏。候補者の中では最も若く、若年層や無党派層を取り込もうと、じわじわと支持者を増やしたが届かなかった。山田氏は「足柄を変えようと立候補し、十分戦えたことに感謝します。当選した杉本さんには足柄をよくして頂きたい」と潔くエールを送った。

 票読みが難しい選挙だったが、足柄地域の有権者は3期12年の実績を有する杉本氏を選択した。人口減が主原因での合区となったが、足柄地域の広大なエリアを1人でカバーする4年間が始まろうとしている。

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