大磯町高麗の高来神社で4月19日から21日にかけて催された高麗寺祭。そのハイライトとなる神事「山神輿」が、高麗山神輿保存会(原田勝司会長)らの手で今年も勇壮に執り行われた。
江戸時代の寛永年間に始まったといわれる山神輿は、高来神社の御霊を神輿に乗せて高麗山山頂の上宮まで急峻な坂を登って行く神事。町の指定民俗資料(無形民俗文化財)にもなっている。
19日午後6時、境内に法被姿の男たちが集い、助っ人に東海大学柔道部19人も合流。原田会長から「平成最後の山神輿。立派に渡御して令和につなげよう」と挨拶と一本締めが行われて山頂渡御が始まった。担ぎ手たちは「ヨーソレ!」と声を揃え、互いに助け合いながら山頂を目指した。
上宮に安置された神輿は21日に下山し無事、高来神社に還御した。
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