海を舞台にした遠泳競技大会「ラフウォータースイム・ジャパンシリーズ」の大磯大会が、6月29日に照ヶ崎海岸で開催された。大会には町内外から約250人がエントリーし、10代から80代まで幅広い年齢層のスイマーたちがしぶきを上げて大海原に挑んだ。
通常は遊泳禁止の照ヶ崎海岸を特別開放して行われている大磯大会。昨年は荒天で中止となり、2年ぶりの開催だった。当日は招待選手として、アテネ五輪のマウンテンバイク競技日本代表でトライアスロンでも活躍している竹谷賢二選手も参加。3Kmと1・5Km、800mの個人競技、800m×3人のリレー種目が行われた。
大磯の海を満喫
大会冒頭に注意事項などの説明があり、主催者のパワースポーツ=鎌倉市=は「今日の海はうねりがあり、まさにラフウォーター。事故の無いように自分のペースを守りながら泳いで、大磯ならではの海を楽しんで」と参加者に呼びかけた。
3Kmの部では約120人の参加者がスタートと同時に浜辺から海へと駆け込んだ。波をかき分けて1週1・5Kmのコースを周回すると、息を切らせながらも笑顔でゴール。優勝したジムトレーナーの富内檀さん(25)=東京都=は「真っ直ぐに泳ぎ続ける難しさもあったが、優勝できてうれしい。昨年もエントリーしていたので1年待った甲斐があった」と喜びを語った。
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