小学生バレーボールチームの中井ジュニアが、神奈川県代表として８月６日から９日まで開かれる全国大会（日本バレーボール協会ほか主催）に出場する。男女混合チームで全国48チームの頂点を目指す。

　同チームは、６月に行われた第39回全日本バレーボール小学生大会神奈川県大会で優勝。県代表の座をつかんだ。

　混合の部には地域大会を経て推薦された20チームが参加。トーナメントの２回戦から登場した中井ジュニアは、準決勝までの３試合でいずれも大差をつけるセットカウント２対０で勝利した。藤沢スカイとの決勝では、第１セット12対12の同点から中井が多彩な攻撃で相手を突き放し、21対16。第２セットを21対12で連取した。全日本県大会での優勝は12年ぶりという。

　７月10日に杉山祐一町長を表敬訪問して、全国大会への出場を決めたことを報告した。激励を受けた選手たちは「力を合わせて頑張ります」と健闘を誓った。

　中井ジュニアは中井町と近隣の大磯町、秦野市、小田原市の小学３年生から６年生まで10人が加入。井ノ口小学校体育館を拠点に週６日、練習に汗を流している。２０１４年と15年の春には２年連続でスポーツ少年団の全国大会に出場。それぞれ第３位、ベスト８の成績を残している。

　「チームの長所は最後まであきらめない粘り強さ」。選手たちはそう口を揃える。県大会でジャンピングサーブが冴えたというキャプテンの太田由衣さん（秦野市立上小６年）は「目標は日本一になること」ときっぱり。佐々木真くん（井ノ口小６年）は「ブロックとアタックをたくさん決めたい」、森山栞さん（同小６年）は「バレーは強いボールをレシーブできたときが嬉しい。全国大会で優勝を目指します」と意欲をみせた。

　菊池冨夫監督は「全国のレベルでチームの力がどこまで通用するか頑張ってほしい」と期待する。

　メンバーを募集中。練習見学や入会の連絡先は菊池監督【携帯電話】０９０・２５３４・８５５２。