神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

大磯港で津波対策訓練 地域住民と40団体が参加

社会

公開:2019年11月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
海上自衛隊の船舶による漂流者の救出訓練
海上自衛隊の船舶による漂流者の救出訓練

 相模湾で大地震が発生し津波が押し寄せたことを想定した対策訓練が、11月9日に大磯港で行われた。大磯町と県が主催し、行政や消防、自衛隊、海上保安庁など40団体と地域住民ら合わせて約4500人が参加した。

 平塚市と二宮町も共催したこの訓練。メイン会場の大磯港には参加機関・団体の関係者と住民らが訪れ、本番さながらに展開される訓練の様子を固唾を飲んで見守った。北浜海岸では避難誘導訓練が行われ、大津波警報の発令で避難を呼びかけられたサーファーらが、海から駆け足で津波避難タワーや高台へと避難した。大磯港では海上自衛隊や海上保安庁の船舶による漂流者の救出、防波堤に取り残された人をヘリコプターで助け出す訓練をはじめ、民間企業と自衛隊、消防団の連携による物資輸送訓練も行われた。また今回はドローンを使った情報収集や漂流者への呼びかけ、浮き輪の投下などの新しい手法も導入された。

 訓練終了後、黒岩祐治知事は「度重なる台風被害を受けて、こうした訓練の大切さを痛感している。訓練後もしっかりと検証を行い、災害に強い体制をつくっていきたい」と話し、中崎久雄大磯町長は「訓練を見て多くの人が頼もしさを感じたと思う。災害時に一人でも多くの人を救うためには公助だけでなく、自助・共助が大切。皆様と力を合わせて備えていきたい」とあいさつした。

訓練を見守る知事と町長ら
訓練を見守る知事と町長ら

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

アンジェが全国3位

二宮町ダンススタジオ

アンジェが全国3位

コンクールに落語で挑戦

4月26日

「盲導犬すごい」の先へ

二宮在住板嶌さん

「盲導犬すごい」の先へ

共生社会 考える機会に

4月26日

絵本で地元の魅力発信

大磯中学校

絵本で地元の魅力発信

生徒有志が図書館に寄贈

4月19日

新名物に「高麗キムチ」

大磯町

新名物に「高麗キムチ」

地名から縁広げ商品化

4月19日

大磯在住 勝倉さん世界V

障害者プロサーファー

大磯在住 勝倉さん世界V

グランドチャンピオン目指す

4月12日

コロナ経て秘仏開帳

大磯町慶覚院

コロナ経て秘仏開帳

稚児行列も実施

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook