神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

新島襄 没後130周年 大磯で碑前祭や講演会

社会

公開:2020年1月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
大磯町の終焉之地碑
大磯町の終焉之地碑

 大磯で生涯を閉じた明治時代の教育家・新島襄(1843〜90年)の遺徳を偲ぶ碑前祭が、命日にあたる1月23日(木)に同町内にある終焉之地碑庭園で行われる。新島永眠から130周年に当たる今年は、一般も入場できる講演会やコンサートが聖ステパノ学園の海の見えるホールで開催される。入場無料。

 同志社大学の設立にむけ奔走していた新島は志半ばで病に倒れ、明治22(1889)年12月28日から大磯海岸に近い百足屋(むかでや)旅館の別館・愛松園で療養生活を始めた。しかし病は回復せず、翌年1月23日に46歳の若さで他界。最期を看取った妻・八重に残した言葉は「狼狽するなかれ、グッドバイ、また会わん」だったという。終焉之地碑は昭和15(1940)年に新島の門下生らにより旧百足屋の敷地内に建てられた。碑文は、愛弟子だった徳富蘇峰が揮毫した。

功績振り返る

 碑前祭は学校法人同志社の主催で毎年開催。同大卒業生や関係者、大磯町民らが参列し、午後2時20分から碑前に黙とうや讃美歌、詩吟などを捧げ、献花を行う。会場は、国道1号線「照ヶ崎海岸入口」交差点そば。

 海の見えるホールで催される講演会とコンサートは午後3時15分からスタート。「新島の悲願、新島の情熱」をテーマに同法人の八田英二総長・理事長が講演し、4時5分から同大卒業生のシンガーソングライター・伊藤誠氏が出演するコンサートが開かれる。事前申し込み不要で、先着200人。同法人では「地元の皆様のおかげもあり今年も碑前祭を開くことができる。新島永眠から130周年の節目を迎え、あらためて皆様と共に新島の功績を振り返りたい。ぜひ多くの方にご参加頂ければ」と話す。問い合わせは法人事務室の村井さん【電話】075・251・3006へ。

新島襄(同志社提供)
新島襄(同志社提供)

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

絵本で地元の魅力発信

大磯中学校

絵本で地元の魅力発信

生徒有志が図書館に寄贈

4月19日

新名物に「高麗キムチ」

大磯町

新名物に「高麗キムチ」

地名から縁広げ商品化

4月19日

大磯在住 勝倉さん世界V

障害者プロサーファー

大磯在住 勝倉さん世界V

グランドチャンピオン目指す

4月12日

コロナ経て秘仏開帳

大磯町慶覚院

コロナ経て秘仏開帳

稚児行列も実施

4月12日

地元二宮でMV撮影

HANDSIGN

地元二宮でMV撮影

町民ら150人がエキストラ

4月5日

拾ったごみは「海箱」へ

拾ったごみは「海箱」へ

大磯サーフィン協会が設置

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook