新型コロナウイルスの影響で3月から臨時休館していた大磯町立図書館が、6月16日から開館した。感染拡大予防のため利用制限を設けながらのサービス提供となり、利用者に理解と協力を呼び掛けている。
職員はマスクを着用し、窓口カウンターに飛沫を防ぐ透明のビニールシートを設置、待機列は床に目印を付けてソーシャルディスタンスの確保を促している。利用者にもマスクの着用や手指の消毒、在館時間を30分以内にとどめることなどの協力を求める。長時間の滞在を避けるため、新聞・雑誌コーナーは撤去、閲覧席も利用できないようになっている。会議室やインターネットも現時点では利用できない。また利用者が手に取った本はカウンターに持ち寄るか、わかるように本棚に横向きにして戻してもらい、職員が回収して一定期間隔離するようにしているという。(公社)日本図書館協会の作成したガイドラインを参考に、これらの対策を講じている。同館では「16日の再開から、皆さんの協力もあり大きな混乱もなく開館できている。しばらくご不便をおかけしますが、本を直接手に取って選ぶことができるように戻ったので、ぜひご利用頂ければ」と話している。
なお、現状の感染予防対策は6月末までを予定しており、7月以降はコロナの流行状況や来館者の利用状況などを見ながら段階的に変更を加えていく予定という。
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