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湘南国際マラソン ゴミゼロ大会へ挑戦 「世界初」マイボトル・ラン

スポーツ

公開:2020年8月21日

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記者発表会で登壇した河野太郎大会名誉会長ら関係者(上)と給水の実演の様子(下)=湘南国際マラソン事務局提供
記者発表会で登壇した河野太郎大会名誉会長ら関係者(上)と給水の実演の様子(下)=湘南国際マラソン事務局提供

 15回目を迎える湘南国際マラソンは給水所の使い捨てカップやペットボトルをなくし、ごみを出さない大会を目指して来年2月28日に開催することが発表された。ランナーはマイボトルとマイカップを携帯して走る「世界初のマラソン」に挑む。

 記者発表会が8月4日に都内で行われた。新型コロナウイルスの影響で、12月6日に開催を予定していた大会は来年2月への延期が決定。世界的な課題となっているプラスチックごみの削減に取り組み、新しい給水システムを導入することを実行委員会は打ち出した。二酸化炭素約6tの削減効果があるという。

 大会には例年、2万5千人のランナーが参加。コース上に13カ所の給水所を設け、使い捨てカップ50万個とペットボトル3万1500本を用意していたが、次回はこれらを廃止する。競技規則として、ランナーは満水にしたマイボトルを持ってスタートを切る。

 「密集」を避けるために500カ所の給水所を設置。ステンレス製給水器と繰り返し使えるボトルから、マイボトルに水分を補充する。マイカップの携行も勧める。

 環境配慮型の大会と位置付け、ペットボトルのリサイクル繊維で作った参加Tシャツの採用、大会プログラムの大幅なページ数削減と電子化なども試みる。

災害時給水にも

 「(コースにあたる)藤沢市から二宮町までの市町といずれ協定を結び、災害時には地域に恩返しできる大会になれば」。防衛大臣である河野太郎大会名誉会長は、約50tの水を供給するシステムは地域防災にも貢献できると説明。「ランナーに環境や防災についても考え、世界初のマイボトル・マイカップランナーになってもらう。ランナーと地域住民、スポンサー、大会関係者の皆さんと一緒に大会を成功させたい」と強調した。

 会場入場時の手指・足元の除菌など疫病対策を行う。エントリー開始は9月5日。今後の感染状況や専門家の助言などを踏まえ、開催可否の判断を12月10日に示す。

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