11月9日から15日まで秋の全国火災予防運動が行われた。二宮町の海の星幼稚園では、厨房からの出火を想定した避難訓練と消防教室を11月17日に実施した。
火災発生を知らせる放送が流れると、70人の園児がマスクの上からハンカチで口と鼻を覆いながら、教諭の先導で園庭に集合。火事から逃げるときはおしゃべりしないという約束ごとを守った。
町消防本部の協力で、教諭による消火器の取り扱い訓練や消防車と救急車の見学もあり、園児は消防士の仕事について学習した。年長児が「どうやって人を助けるのですか」「夜は何時に寝ますか」などと質問。消防士の「煙の中で息ができるように、空気呼吸器をつけて助けに行きます。人を早く助けるための訓練をしています」などという話に子どもたちが耳を傾けた。
勤労感謝の日を前に、園児が消防職員にお礼の寄せ書きを贈った。また、今年は新型コロナウイルス感染症対策で救急車の乗車体験と消防服の着用はなしになった。
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