二宮小学校6年生の木谷陽晴君(12)が、2月23日に横浜で開催された全日本アマチュアキックボクシング2020年度選手権大会の「34kg以下級 全日本王座決定トーナメント」へ初出場し熱戦の末、準優勝を勝ち取った。大会優秀選手の一人にも選ばれている。
陽晴君はキックボクシング歴1年6カ月。週に5日のペースで谷山ジム小田原道場へ通って練習に励み、家でも筋トレやシャドーボクシングなどに打ち込んでいる。ハイキックや右ストレートを武器に、打ち合いながら勢いをつけて攻め続けるスタイルを得意とする。
今大会には、過去の試合で敗れた選手たちがエントリーしていたことから、父・春都さんと「リベンジ」を約束して試合に臨んだという。自身のファイティングスタイルを貫いて快調にトーナメントを勝ち進んだ陽晴君は決勝戦で、過去に一度敗れたが、ライバルとして認め合う高橋琉真選手と対戦。優勢な場面もあったがクリーンヒットの数で劣り、3ラウンドの熱戦の末、0対3の判定で敗れた。大会を振り返り「くやしかったけれど、素直に相手が上手かったと思えた。気持ちだけでは駄目、もっと技術を身に付けて次の対戦では勝ちに行く」と心に誓った。小田原道場の飯山真会長は「キックボクシングが大好きな頑張り屋。もうすぐ中学生になるのでジュニアチャンピオンになり、ゆくゆくはプロとして活躍するように成長してほしい」と期待と共にエールを送る。
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