マイナンバーカードを利用してコンビニエンスストアで住民票の写しなどを取得できるサービスを、中井町が4月1日から開始した。同日、セブンイレブン中井町井ノ口店の店頭で記念セレモニーが行われた。
あいさつに立った杉山祐一町長は「コンビニ交付は土日や夜間、早朝を問わずに利用できる利便性の高いサービス。今後、マイナンバーカードを用いた様々なサービスが検討されている」と説明。「町民の3人に1人がマイナンバーカードを取得した。より多くの人に取得してもらい、サービスの拡充に努めていきたい」と話した。
セレモニーでは、戸村裕司町議会議長と証明書のコンビニ交付システムを開発した株式会社TKC=本社・栃木県=の関係者、式典会場を提供したセブンイレブン同店オーナーの尾上孝さんが、杉山町長とともにテープカットを行った。店内のマルチコピー機(キオスク端末)で交付の実演をした杉山町長は「操作は簡単だった」と証明書を手にした。
全国のコンビニやスーパーマーケットなどに設置したマルチコピー機で交付が受けられる中井町の証明書は、住民票の写しと印鑑登録証明書。同町に住民登録がある15歳以上で、マイナンバーカードを持っている人なら利用できる。カードの読み取りには、4桁の数字(利用者証明用電子証明書の暗証番号)を入力する必要がある。手数料1通300円。年末年始とシステムのメンテナンス日を除く午前6時30分から午後11時まで発行できる。
大磯町は2019年10月からコンビニ交付サービスを始めた。二宮町では今年度開始する予定。
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