大磯町出身・在住の日本画家 森禮子(あやこ)さん(67)=人物風土記で紹介=の作品展「時季の鼓動II」が、大磯町のカフェmagnet(大磯1130)で5月30日(日)まで開かれている。
奥西賀男氏に油彩画など、伊藤みさと氏から日本画を学んだ森さんは、一創会展や横浜美術協会展などで入選。創作活動を続ける傍ら、自宅で絵画教室「あとりえushiず」も主宰して生徒たちに絵画の楽しさや奥深さを伝えている。
厳選15点を展示
今回の個展では、森さんがこれまでに描いてきた作品の中から厳選した、日本画・油彩・パステル・スケッチを展示。一夜しか咲かない白く幻想的なカラスウリの花を岩絵の具で描いた表題作「時季の鼓動」をはじめ、穏やかな春の海の情景や、愛息が中学生の頃にソファーでうたた寝をしている姿を描いた作品など、大小15点が並ぶ。森さんは「自身の画歴を振り返る機会にしようと、節目となった作品を中心に選んだ。帰る際に、目に映るものを新鮮な気持ちで眺められるような空間になれば」と話している。午前10時から午後6時(入場は午後5時)まで。(月)・(火)定休。問い合わせはmagnet【電話】050・1168・9779へ。
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