秦野市で1982年から絵画造形教室を構える小清水量造さん(中井町在住)が5月5日(水)まで、ぎゃらりーぜん(秦野市立野台1の2の5・十全堂薬局2F)でリトグラフ展「―軌跡―1981〜2021」を開催する。
リトグラフは版画の一種で、石版石や金属板に油性分を含んだ材料で描画し、水と油の反発作用を利用してプレス機で圧をかけて刷る。
小清水さんは秦野高校卒業後、武蔵野美術大学油絵実技専修科を卒業。在学中にリトグラフに興味を持ち、81年にモダンアート展に初出品して新人賞を受賞。以来、生み出した作品は300点を超え、アメリカのカウンティ美術館や国立台湾美術館などに作品が収蔵されている。
作品のテーマは「Elements」。水や空気、光など自然の要素を”自分なりにろ過して”抽象的に表現している。
期間中はこれまで制作した作品の中から約30点を展示。小清水さんは「絵の世界は自由で無限の可能性がある。感じたままに作品を楽しんでいただけたら」と話す。
時間は午前11時から午後4時まで、入場無料。(問)小清水さん【携帯電話】080・5691・5360
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