公益社団法人大磯町観光協会は5月27日に定時総会と理事会を開き、新しい執行役員を選任した。新会長には石井晴夫氏(71)が就任。副会長は太田知加子氏(総務企画担当)、大塚由美子氏(事業推進担当)、森川孝郎氏(広報宣伝担当)の3人、専務理事には武井久江氏が選任された。
石井氏は県観光協会主席専門経営指導員、大磯町商工会事務局長などを経て、同協会で事務局長や専務理事を歴任したベテラン。「新型コロナの影響で昨年からほとんどのイベントが実施できない状況が続いているが、逆に一つひとつのイベントや今後の大磯の観光について、一度立ち止まって考える機会になった」と前向きに語る。
アフターコロナの観光について「観光のあり方が大きく変わる。近隣の旅を気軽に楽しむマイクロツーリズムが広がれば、都心から1時間の距離にあり、歴史や文化、自然などの地域資源が豊富な大磯は脚光を浴びる」と予測。「旧吉田茂邸や明治記念大磯邸園、大磯港のOISO CONNECTや大磯ビジターバース、太平洋岸自転車道なども活用しながら体験交流型観光の受け皿を作っていけば、観光客が押し寄せるような賑わいではなく、町民も望んでいる穏やかで大磯らしい観光につながる。その実現にむけて協会全員で活動を模索していきたい」と抱負を延べた。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|