硬式野球チーム「二宮大磯リトルリーグ」のメジャーチーム(小学6年〜中学1年)が、5月に湘南銀河大橋ゴルフ野球場などで開催された2021年度春季リトルリーグ野球神奈川連盟大会で優勝を果たした。新監督・新メンバーで臨んだ大会で初の栄冠を手にした。
打線爆発
県内から10チームが参加した春季大会では、接戦となった2回戦を除く全試合で打線が爆発。投打で好プレーを見せた1番・米山蒼汰君(秦野・南中)、準決勝で先制の本塁打を放った2番・高田しん君(大磯中)と3塁打で勝利を決定付けた5番・川島颯悟君(秦野・大根中)らの活躍も手伝い、コールド勝ちを重ねた。決勝では平塚リトルと対戦。今大会初の先制点を許したものの、3番・前田幸大君(秦野・南中)の本塁打を皮切りに長打を連発し一挙に8点を返して試合の流れを引き戻した。望月大飛君(秦野・南が丘中)ら3人のピッチャーの好投で相手打線を抑えきり、10対2の5回コールドで優勝を決めた。宮城迅希キャプテン(二宮中)は「一人ひとりが最後まで声を出し、練習の成果を出せたことが勝因。次の大会でも『一戦必勝』の思いで着実に勝利を重ねていきたい」と語った。
コロナに負けず
メジャーチームには二宮町、大磯町、秦野市、小田原市在住の選手17人が所属。昨年8月に高田祐輔新監督が就任し、現在のチーム編成になった。今年1月から2月にかけては緊急事態宣言の発出に伴い練習や試合がすべて中止となるなど、もどかしい思いも経験。練習再開まで、選手たちは各々自宅などで自主練に励んでいたという。
「全力で試合に挑み、絶対に勝ってやるという強い気持ちが結果につながった」と春季大会を振り返る高田監督は、現在のチームを「誰よりも練習熱心で信頼も厚い宮城キャプテンを中心に良くまとまっている。上位打線は県内屈指の実力がある」と自負する。直近には、上位入賞で上部大会へとつながる大会も控えており「常に挑戦者の気持ちで試合に臨み、優勝をもぎ取ってほしい」と期待を寄せた。
同チームでは新入団生を募集中。「二宮大磯リトル」で検索。
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