大磯・二宮・中井3町で新型コロナウイルスのワクチン接種が11月までに終了する見込み。10月24日時点で12歳以上全世代の1回目接種率が3町いずれも8割を超え、2回目を打ち終えた人は約75%に達した=表。
大磯町のワクチン接種は11月7日をもって終了する。町商工会による職域接種も完了した。5月下旬から高齢者への接種を始めた二宮町では11月14日に最終の集団接種が行われる予定。足柄上郡5町合同で実施した中井町の集団接種は9月に完了。個別接種は11月中に終わる見通しという。
未接種者が接種を受けるには、県が行っている大規模接種や楽天グループの県民向け接種を予約する。ただし、1回目接種の予約を、県は11月2日まで、楽天は10月31日までにする必要がある。
ワクチン接種終了にめどがつく一方、この冬に接種可能な満12歳になる子どもの接種はどうなるか。大磯町は指定の医療機関で個別接種を実施。二宮町は「ワクチンの供給状況によって対応を決めたい」と話す。ワクチン配分が済んだ中井町も「接種を希望するお子さんが町内の医療機関で打てるよう調整に努める」という。また、大磯町は寝たきりや家族の介護などで接種に行けない町民へ訪問接種を開始した。
3回目追加へ
政府は、2回接種して8カ月以上過ぎた人を対象に追加接種を行う方針を示した。早ければ年内12月に医療従事者から始める考え。高齢者など町民の追加接種を来年2、3月ごろから実施することを想定し、各自治体も準備に取りかかった。
3町の役場には接種証明書に関する問い合わせがあるという。現在、これを申請できるのは海外渡航の予定がある人。国内での旅行などには接種済証か接種記録書を提示するよう説明している。
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