液晶ペンタブレットを使って描いた絵をプログラムで動かす講座が10月から大磯町立図書館で開かれ、大磯町の小学生6人が11月中旬の発表に向けて、週1回の作品制作に励んでいる。
講座はワコムとアイネット、富士通オープンカレッジ武蔵小杉校の3社合同企画。できあがった作品は11月16日と17日に新宿など世界4都市で開催されるイベント「Connected Ink2021」で発表され、オンラインで世界に公開される。デジタル環境に触れる機会を提供することで、子どもたちの創作意欲を後押しすることなどを目的としている。
参加した児童はSDGs目標の14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、それぞれの作品を制作。昨年、町と協定を結んだワコムが無償貸与した液晶ペンタブレットを使って描いた絵を、ブロックをつなぎ合わせてプログラムを組める教育用のプログラミング言語「スクラッチ」で動かすことに挑戦し、オンラインでつながった武蔵小杉校の講師からアドバイスを受けながら作品づくりに取り組んだ。捨てられたごみを亀や魚が飲み込んでしまう前に拾うゲームを制作中の6年生児童は「参加してみたら楽しかった。どんな風に完成できるか楽しみ」と制作に夢中になっていた。
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