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公開日:2022.01.14

戦略推進の中井町に金賞
シティプロモーション表彰

  • (左から)シティプロモーションアワード実行委員会の細川副委員長、表彰状と盾を手にする中井町職員の黒田さん、河井委員長(同町提供)

 地域の持続的な発展を目指してシティプロモーションに積極的に取り組む自治体を表彰する第1回「シティプロモーションアワード」で、中井町が金賞を受賞した。町民と町職員によるワークショップを行い、ブランドメッセージの作成やターゲットの設定など、戦略を立てて着実に実行してきたことが評価された。



 今年度新設された同アワードは、学識経験者や官公庁・NPO法人などの政策立案に携わる企業人ほか有志21人で構成する実行委員会が主催。東海大学文化社会学部の河井孝仁教授が委員長を務める。



 昨年夏、全国の自治体を対象に募集を行い、34団体から応募があった。書類とヒアリングによる審査を実施。シティプロモーションにおける目標設定や成果指標、ブランド構築の明確さ、訴求対象の特性に合わせたメディアの活用状況、目標の実現度などを評価。昨年11月の審査委員会で13団体が金賞に選ばれた。町では、中井町と香川県多度津町の2町、足立区や春日部市、八王子市、彦根市などが受賞した。



 中井町は2015年度からシティプロモーションを推進。子育て世代をおもなターゲットに絞り、自然豊かな里山の魅力と都市的生活の場の魅力をバランスよく備えた「里都まち♡なかい」をアピールしている。これまでプロモーション動画や冊子「里都まち人」の制作、ブランドメッセージを伝える横断幕の掲出、移住セミナーへの参加、コミュニティFMでの情報発信などに取り組んできた。



 また、全庁をあげて各課とシティプロモーション担当の連携によるアクションプランを実行。窓口業務の充実を図るために外国籍の転入者にも分かりやすいチラシを配布したり、コレクターに人気が高いマンホールカードの配布時にブランド認証商品やふるさと納税も紹介したりしている。アワードではこれらの取り組みが高く評価された。

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