講談社発行の人気図鑑シリーズ「MOVE」の恐竜図鑑に掲載されている「モササウルス」の生息期間の間違いを、二宮町の大木隆之将君(6)が発見した。指摘を受けたMOVE編集部は隆之将君に感謝するとともに、次回の重版から修正することを約束した。
恐竜が大好きで、家でも様々な出版社の図鑑を読み込んでいるという隆之将君。今年1月に同図鑑を読んでいて、モササウルスの生息期間が「白亜紀前期」となっていることに気が付いた。他社の図鑑では「白亜紀後期」と紹介されていたことを覚えていた隆之将君は疑問に思い、母のこずえさんに尋ねた。本やインターネットで違いを確認したこずえさんが出版社に問い合わせたところ誤りと判明。編集部は「調べたところ、かなり長い期間で間違ったまま掲載していた。細かい部分まで読み込んで頂きありがたい」と感謝した。
最近では服や身の回りのものも恐竜柄を選んでいるという隆之将君は、動物や宇宙などにも興味があり、時間があれば本や図鑑を読みふけっている。こずえさんは「読み終わった本を片付けないまま他の本を読んでいるなど、つい注意ばかりしてしまうが、その集中力あっての今回の発見。これからも良いところを認めて伸ばしてあげたい」と優しく見守る。この春から小学生。「たくさん友だちを作って遊んだり勉強したい。将来は化石を発掘する人になって、新種を見つけたい」と元気いっぱいに笑った。
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