大磯・二宮・中井 社会
公開日:2022.04.08
アフガンの近況を学ぶ
大磯でオンライン講座
アフガニスタンで農業・医療支援活動に尽力した医師の故中村哲さんの功績と干ばつなどに苦しむ現地の近況について学ぶオンラインレクチャーが、4月1日に開かれた。大磯町の「さざれ石学生英語ガイドボランティア」(SSG)が企画し、中村さんが現地代表を務めたNGOペシャワール会の元職員・浦田菖平さん(29)から話を聞いた。
SSGは昨年12月と今年1月、中村さんの功績を伝えようとペシャワール会から写真を借りて町内のギャラリーで写真展を開いており、その際にペシャワール会の窓口となったのが浦田さんだった。その縁で3月に浦田さんからオンラインで話を聞いたところ、参加した中学生が「現地で干ばつが続いていることを、もっと多くの人に伝えたい」と提案したことで、このイベントが企画された。
中村イズムを継承
学生など18人が参加した今回のオンラインレクチャーで浦田さんは、自身の海外ボランティア体験やペシャワール会での仕事、アフガニスタンの抱える政治や気候の問題、中村さんによる用水路の掘削や農場の整備などについて解説。「中村さんから率先して行動することの大切さを学んだ」と語り、自身はさらなる国際協力のため青年海外協力隊としてルワンダへ赴くことを伝えた。
参加した学生は「今日聞いた話を家族や友達に広めたい」「自分も率先して行動することを心がける」などと感想を話した。SSG団体責任者の春田奈緒美さんは「今後も自分たちのできる範囲でアフガニスタンやペシャワール会の近況を伝える活動を続けていきたい」と意欲を示した。
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