二宮町に営業所を構える自動車販売・整備などの株式会社カトーが、ドライバーや歩行者へ交通安全を呼びかけるLED表示機看板を同町へ寄贈した。小中学生の通学路になっていて、数年前に生徒の交通事故があった山西の釜野橋交差点付近に設置された。
3月28日に同社と町、大磯警察署の関係者が集まり、看板の引き渡しと点灯式が行われた。「私どももここの道路をよく通り、交通量が多いと思っていた。コロナ禍で社会貢献の機会がなかったが、LED看板の寄付が交通事故防止と防犯にもつながれば」とカトーの加藤哲也常務取締役。
町内では2月、百合が丘で道路を横断していた高齢者の交通死亡事故が発生。村田邦子町長は「子どもたちや高齢者も含めた交通安全を推進し、事故のない町づくりに努めていきたい」と話した。また、大磯署の金成賢一署長は「警察としても交通事故防止に取り組み、住民の期待に応えていく」と強調した。
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