神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

街と人を物語でつなぐ 大磯で初のブックマルシェ

文化

公開:2022年5月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
ポスターを手にする「いそぼん委員会」のメンバー
ポスターを手にする「いそぼん委員会」のメンバー

 本を通じて人と人、街なかの店舗などをつなぐイベント「OISO BOOK MARCHE」(大磯ブックマルシェ)が、5月14日(土)と15日(日)に大磯町で開催される。町内のカフェやギャラリーなど10カ所で、本と本にまつわるグッズの紹介や販売、ワークショップや店舗おすすめの本を読みながら飲食が楽しめるなど、街なかが『物語』であふれる。

 JR大磯駅近くの「つきやまBooks Arts & Crafts」をはじめ町内10カ所で、2日間延べ23組が出展。絵本や児童書、小説、詩集、自然科学や民俗学、映画パンフレットなど各出展者が選んだ幅広いジャンルの新本・古本の展示と販売、古本と美術作品のコラボ展、栞づくりのワークショップ、現役司書・本好きとの座談会などが行われる。「思い出に残るのは電子書籍より、やはり手に取った本の記憶。紙の本ならではの良さや文化を大切に残していきたい。街なかを巡って、参加した一人ひとりが自分の物語(=思い出)を作ってもらえれば」と主催者。

街なかに活気を

 イベントを運営するのは、地元で活動するグラフィックデザイナーや大学院生らでつくる「いそぼん委員会」(佐藤一樹委員長)。きっかけは9年前、小田原で始まった「小田原ブックマーケット」の立ち上げに協力した佐藤委員長が、イベントを通じて街なかに活気が広がる光景を目の当たりにして「いつか大磯でも」と構想を抱いた。その後、企画を温め続けていたが、自身のデザイン事務所が今年開業10周年を迎えることを機に一念発起。3月頃から知人やSNSなどを通じて参加者を募ったところ、20組を超える申し込みが寄せられたことで実現に至った。佐藤委員長は「『本のイベント』というと固いイメージがあるが、家族や友人とふらっと遊びに来て、好みの本や人と出会い、本と街が好きになるようなイベントになれば」と願っている。また今後も年1回の開催を構想しているという。

 会場マップや出展内容などの詳細は、公式ホームページ(https://oiso-book-marche.jimdosite.com/)、またはツイッター、インスタグラムで確認を。問い合わせは佐藤委員長【携帯電話】090・4068・0271へ。

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

大胆な構図で最優秀賞

広報おおいそ

大胆な構図で最優秀賞

県コンクール組み写真部

3月15日

「部員1人」の卒業演奏

二宮高校吹奏楽部

「部員1人」の卒業演奏

OB・OGが助っ人に

3月15日

100年前の教訓 現代に

中井町

100年前の教訓 現代に

「震災紀念誌」訳し発行

3月8日

獣害対策学ぶ講演

大磯町

獣害対策学ぶ講演

先進の美郷町から講師も

3月8日

防災学習会 PTAが初主催

二宮中学校

防災学習会 PTAが初主催

設営体験や町職員の講話など

3月1日

蘭「タカコ」が日本一

中井在住 紙谷さん

蘭「タカコ」が日本一

「世界らん展」で最高位

3月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月15日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook