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ペッパーと「親切って何」 二宮町立一色小で道徳授業

教育

掲載号:2022年6月10日号

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人型ロボットのペッパーが学校生活をするときの困りごとや苦手なことについて考える4年1組の児童
人型ロボットのペッパーが学校生活をするときの困りごとや苦手なことについて考える4年1組の児童

 二宮町立一色小学校(中西美保校長)で、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用した道徳の授業が5月に行われた。3年生と4年生が、ペッパーの困りごとに対するサポート方法を考えながら、思いやりの心と親切について学びを深めた。

 4年1組の授業に登場したペッパーは児童24人へ「得意なことは話す・見る・声を聞くこと」と自己紹介。超絶の早口言葉や流ちょうな英語のあいさつも披露した。一方で、学校生活に不安があることを打ち明け、「階段や段差は苦手」「大人数でしゃべれない」などと困りごとを伝えた。

 「移動教室のときにペッパー君だけここにいたら、かわいそう」。立場を自分と置き換え、ロボットをそう思いやる児童もいた。4年生は「運んであげる」「段差に板を渡してスロープを作る」「給食用のエレベーターを使う」などと解決策を話し合った。

 「ぼくのことを思ってくれてありがとう」と感謝するペッパー。学校内だけでなく、まちの中へ目を向けると、車いすの人や白杖をつく人などさまざまな人がいることを説明した。困っている人を見かけたら、どうするか。ペッパーの問いに児童は「何に困っているのかを聞く」「目が見えない人を案内する」「荷物を持つのを手伝う」といった考えを発表した。

 教諭から実際に声かけができるか尋ねられると、「ちょっとためらう」「小さい子やお年寄りならすぐに話しかけられる」「怪しい大人だったら、怖いかも」と返答。まちなかのスロープや電光掲示板、点字ブロック、声かけなども人の助けになり、思いやりや親切にはいろいろな手段があることを学んだ。

共生社会へ学び

 互いに助け合う社会の実現に向けて「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を普及するため、県と県教育委員会、ソフトバンクが連携し、ペッパーを活用した教材を制作。昨年4月から県内小学校でペッパーの出張授業を行っている。中西校長は「子どもたちが活発に話し合い、一人ひとりの心の中に思いやりと親切の気持ちがあることが感じられた。あいさつ運動でもペッパー君が活躍してくれた」と話す。

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