海水浴シーズンの到来を前に、県は県内25カ所の海水浴場で実施した水質検査の結果を6月7日に発表した。コロナ禍を経て今夏、3年ぶりの開設が決まった大磯海水浴場の水質は上から2番目の「適」A判定だった。
県内13市町25カ所の海水浴場で5月9日から12日までの間の2日間、1日2回海水を採取して、ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD(化学的酸素要求量)、透明度、腸管出血性大腸菌O157の有無を調査した。
環境省の定める水浴場水質判定基準は「適」(水質AA・A)、「可」(水質B・C)、「不適」の3段階。大磯海水浴場は、ふん便性大腸菌群数が100ミリリットルあたり100個以下、油膜は認められず、CODは1リットルのうち2㎎以下、透明度が1m以上という基準をクリアしたことで、水質Aに判定された。なお腸管出血性大腸菌O157は全海水浴場で検出されなかった。
県内で水質AAに判定された海水浴場は湘南ベルマーレひらつかビーチパーク(平塚市)や御幸の浜(小田原市)など17カ所、水質Aは2カ所、水質Bは6カ所あった。
今夏、大磯海水浴場の開設期間は7月3日(日)から8月28日(日)まで。シャワーや公衆トイレが常設されているが、海の家は設置されない。
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