大磯・二宮・中井 教育
公開日：2022.07.15
国道沿いに彩りのもてなし
大磯中生徒らが花壇整備
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花壇づくりなどを体験した生物園芸部の部員ら＝６月28日・大磯中学校隣の空地
大磯中学校に隣接した国道１号沿いの空地に、同校生物園芸部の部員らの手で花壇が整備された。斜面になっており、道行く人や自動車からよく見える。土地を所有する国土交通省と、地元建設業の株式会社エス・ケイ・ディ＝平塚市＝の共働で６月28日に花壇整備の体験学習が行われた。
花壇は約１００平方メートルに「ＯＩＳＯ」の文字をかたどったもので、全校生徒から募ったデザイン案の中から施工性などを考慮して選ばれた。考案した二梃木愁大郎さん（３年）は「誰にでもわかる文字で、植える花によって雰囲気が変わるのが良いと思った」とデザインに込めた思いを語った。
この日は「Ｉ」の部分の花壇を整備。中学生は大人たちからレクチャーを受けながら、柵の据え付けやスコップを使った土入れ、土をならす作業などを行った。またミニバックホウや測量機器などの乗車・操作体験も行われ、緊張した面持ちで建設機器の操作に挑戦し「慣れればできそう」と感想を話した。
整備後の花壇は国交省のボランティア・サポート・プログラムとして、生物園芸部が中心となり維持管理する予定。国交省横浜国道事務所は「愛着をもって整備してもらい、大磯のシンボルとなれば」と期待を寄せた。
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