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大磯・二宮・中井 社会

公開日:2022.07.22

龍神社に朱の鳥居
鈴木馨さんが奉納

  • 柳田宮司(左)と鳥居を奉納した鈴木さん

 大磯町の六所神社(柳田直継宮司)に鎮座する六所龍神社に、鮮やかな朱色の鳥居が建立された。この春まで宮総代を務めていた鈴木馨さん(85)=国府本郷在住=が奉納し、7月15日に奉納奉告祭が催された。

 龍神社は、六所神社境内の2つの池のうち西側の池の島に社があり、龍神を祭る。伝承では2000年以上前、この地に主祭神の櫛稲田姫命を祭った際に出雲国(島根県)から六所龍神大神が付き従ってきたという。

 奉納奉告祭には、鈴木さんや神社関係者、商売の神様として龍神を信仰する人など町内外から約25人が参列。祝詞奏上や玉串奉奠などを行って龍神に鳥居の完成を奉告した。鈴木さんは「9年にわたり宮総代を無事務めさせて頂いたことへの感謝を込めて奉納した。末永くご参詣頂ければ」と話し、柳田宮司は「以前から龍神社に鳥居があればと思っていた。ご奉納頂き、多くの方のご参列のもとで奉告祭を執行できたことをありがたく思う」と感謝を述べた。

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