大磯・二宮・中井 文化
公開日:2022.08.26
自作プチロボでいざ勝負
小学生が工作・操縦体験
二宮町生涯学習センターラディアンで8月17日、ロボットを使って競争する大会「プチロボで競争しよう」が開催され、小学3年生から6年生24人が参加した。
同イベントは神奈川県立青少年センター主催で毎年県内で開催されている。今年度は県内で14回開催される予定で、二宮での実施は3年ぶりとなった。
参加者らは午前中にコントローラ付きロボット「プチロボ」を製作。はんだ付けをして回路にスイッチや配線を取り付けた。初めて体験する参加者が多く、目の前で金属を溶かして組み立てる作業を見て驚く声があがる場面も。工作を通してものづくりの楽しさやロボットの仕組みを学んだ。
午後は作ったプチロボを操縦してタイムレースに挑戦。迷路のようなオリジナルのコースを使って、ボールを運んだり、坂道を登りながらゴールまでの早さを競走した。すでに開催された大会では22秒67が最速記録となっており、同大会では26秒17で走破した参加者が優勝した。
主催団体の担当者は「体験が子どもたちにとって、科学に興味を持つ機会になれば」と話した。
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