大磯・二宮・中井 文化
公開日：2022.10.28
再開で街に賑わい
大磯うつわの日
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作家とのコミュニケーションも醍醐味
街中を散策しながら陶芸家らが制作した食器や花器などの作品を楽しむ「大磯うつわの日」が、10月21日から23日にかけて大磯町で開かれた。新型コロナの影響で３年ぶりの実施となった今回、再開を待ちわびていた多くの来場者で賑わった。
地元の若手作家らが中心となって企画し、２０１１年にスタートしたイベント。コロナ禍で開催を見合わせた２年間は、一部の作家が独自に展示会を開くにとどまった。
10回目を数える今回は陶芸や木工、ガラスなどの作家55人が町内のギャラリーやカフェなど38カ所で作品を発表。キッチンカーの出店やシャボン玉アーティストによる体験イベントなども催された。前回も参加したという横浜市在住の60代女性は「ここで買ったお皿を愛用している。３年ぶりにたくさん見て回ることができて楽しい」と笑顔を浮かべた。
実行委員長を務めた陶芸家の岡村友太郎さんは「来場者の数と熱意にびっくり。『再開おめでとう』と言ってくれる常連さんもいて、うれしくて泣きそうになった」と話していた。
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