多くの人が集まる場所で発生するテロを想定した対策訓練が、大磯港で11月4日に行われた。大磯警察署や第2機動隊、大磯港賑わい交流施設OISO CONNECT(以下、コネクト)のスタッフ、町職員など約30人が参加した。
訓練は来年5月に予定されているG7広島サミットなどの大規模行事を見据え、テロの初動対応能力や関係機関との連携の向上などを目的としたもの。刃物を持った不審者が港内に爆発物を仕掛けたという想定で実施され、通報から同署員によるさすまたや盾などを使った不審者の制圧逮捕、第2機動隊爆発物処理隊による爆発物の回収、署員とコネクトのスタッフによる施設内の買い物客の避難誘導訓練などが行われた。
訓練後に大磯・二宮の行政や警察、消防、交通機関ら関係者が出席するテロ・災害対策協力会も開かれ、武井健一会長は「テロや自然災害は突然やって来るもの。皆様と情報を共有し合って、地域の安全を確保していきたい」と話した。
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