旧吉田茂邸の開館5周年を記念した新たな限定グッズの販売が、3月から始まった。ラインナップに加わったのは、オリジナル手ぬぐい(全1種・1000円)とガラス根付け・チャーム(各4種・各500円)。同邸の受付で購入できる。
手ぬぐいは、富士山や松林など大磯の風景と吉田邸が描かれたもの。吉田茂が佐賀県西松浦郡有田町の窯元「華山萬右衛門窯」(現・株式会社華山)に特注した有田焼の和食器の図柄を手ぬぐいのモチーフにした。
ガラス根付けとチャームは、昭和の漫画家・清水崑が朝日新聞に掲載した吉田茂の風刺画と、吉田家の家紋「細桜」をあしらったもの。吉田はこの家紋を好み、自身が使用する便せんやマッチ箱などに用いている。
同邸では、これまで吉田茂の関連書籍や冊子、クリアファイル、一筆箋などを販売していたが、昨年4月の開館5周年を記念し新グッズを企画。同年9月に吉田邸の外観や清水崑の風刺画をプリントしたトートバッグを制作した。第2弾となる今回は、清水崑の息子で画家の清水梢太郎氏や、株式会社華山に図柄の使用許可を求めるなど準備を進めてきた。同邸は「来館者の記念になり、使って頂きながら町や旧吉田茂邸のPRにもつながれば」と期待する。問い合わせは同邸【電話】0463・61・4777へ。
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