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大磯・二宮・中井 文化

公開日:2023.05.12

日々の幸せ 木版画で
大磯在住 石井陽菜さん

  • 作品と石井さん(左)湘南の海岸線を描いた『いつか』

 大磯町在住の版画家・石井陽菜(はるな)さん(28)が都内を中心に個展などを実施し活躍している。

 石井さんは国府小、国府中の出身。東京藝術大学に通った4年間は油絵を専攻し、同大学院に進んだ後は木版画の研究室で学んだ。3月には大磯のギャラリーウミネコで地元初の個展を実施。「町外の友人も見に来てくれて、大磯は良いところだねと言ってくれた」と笑顔を見せる。

 木版画との出会いは大学3年生のときの選択ゼミ。木材のあたたかみや和紙のやわらかさから生まれる表現に魅了された。「日常の中にあるささやかな幸せやよろこびを描きたいと思って創作してきた。その思いに、木版という技法が合っていた」と、木版画家としての道を進んだ。

五感に響く作品を

 モチーフにするのは、日々の中で出会った景色や動物など。空や建物の色や形が気になるとスマートフォンで撮影し、絵に描き起こす際に不要な線をそぎ落とす。水彩で着色し、角のない作風に仕上げる。石井さんは「においや温度など私が五感で得たものを作品に還元し共有できたらうれしい」と話していた。

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