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公開日:2023.08.25
大磯ダイノワ
地域活動 実る夏
盆踊り復活やひまわり畑など
大磯町の台町町内会で活動する有志コミュニティ「ダイノワ」(佐々木了代表)が、8月12日に10数年ぶりとなる地域の盆踊りを復活させた。耕作放棄地を活用した「台町 花のガーデン」の取り組みも始まり、開花したひまわりを地域住民で摘み取ってブーケづくりを行うなど、地域の夏を盛り上げている。
ダイノワは、多様な世代がゆるやかなつながりを持てるようにと2021年に有志が集まり発足。「台町町内会」や御嶽神社の「氏子総代会」、「台神会」などの地域にある団体名が入ったお揃いのTシャツを作ったのが活動の始まりだ。町の駅伝大会出場や、御嶽神社に関わる既存の活動をメーンにしながら、かつて地域で行われていた盆踊りや耕作放棄地での交流事業を新しいイベントとして企画した。
ダイノワ発足の中心メンバーの一人で、企画・広報を担当する小柴尊昭さん(39)は、3年前に台町に引っ越してきた。「御嶽神社」の清掃活動などに参加し、地域との交流を持つようになると町内会活動の担い手不足や高齢化を感じたという。
小柴さんは「この地域に長く暮らす先輩方が、若手の挑戦を応援してくれた」と話す。活動には幼稚園に通う子どもから80代までが参加しているといい、「それぞれ仕事や学業もある。無理なくできるやり方で関わってくれている」と小柴さん。犬の散歩のついでにガーデンの草を刈ってくれる人もいるという。
恒例の野外カラオケ大会やコスモスの種まきなど既に次の活動が始動中。「多世代がつながり、地域のためになっているかを考えながら、活動を続けていきたい」と話していた。
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