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公開日:2023.09.29
大磯町
防災服40年ぶり刷新
総合防災訓練で初着用
災害発生時などに町職員が着用する防災服が40年ぶりにリニューアルした。オールシーズンで着られる機能性と緑と青の大磯カラーが特徴で、9月30日に実施される大磯町総合防災訓練で初着用される。
これまでの防災服は、防炎性はあったものの、色が目立たなかったり、伸縮性がなく重ね着をするのが難しいため冬場は防災服の上に上着を羽織る必要があったりと、機能面に課題があった。
今回のリニューアルでは、明度が高く、災害時に遠くからでも町民が認識できるようにと、大磯の松と海を表現した青と緑の色を採用した。上着はブルゾンタイプになっており、通気性、保温性に優れているほか、軽く動きやすいという。
危機管理課の若手職員の意見も反映。着用した職員は「しっかりと密着感があり、肩回りが動かしやすい。とても着心地がいい」と話していた。
池田東一郎町長は「災害訓練で大切なのはパニックにならないこと。今回のリニューアルでは町民が『町の職員が来てくれた』と安心できるよう、目立つ色味にすることを心掛けた。訓練などでぜひ確認して」と話していた。
リニューアルされた防災服は総合防災訓練の一環として各地域会館で行われる「避難支援関係者会議」で池田町長や町職員が着用予定。
避難行動に備えを
大磯町は、各家庭で避難行動を時系列順にイメージする「マイ・タイムライン」の作成を呼び掛けている。総合防災訓練当日は風水害を想定した避難行動を各家庭で確認することや備蓄のチェックなども併せて推奨している。
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