大磯・二宮・中井 社会
公開日:2023.10.13
災害時のトイレ対策
個人でも、団体でも
大地震、浸水、停電などの備えとして、水や食糧などと一緒に考えておきたいのが「非常用トイレ」だ。
大規模な災害が発生した場合、大人数が集中する避難所等では数や衛生面で必ずと言っていいほど、深刻な問題になっている。また、仮設トイレは「和式」が多いというのもあまり知られておらず、人によっては使用が困難な場合もある。中には、不衛生なトイレを使いたくないために排泄を我慢し、体調を崩す人もいるというのが現実だ。「知らなかった」という人は、災害時に本当に何が必要かを知るために、トイレについて調べてみるのも良いだろう。
タウンニュース社では非常用のトイレセットを扱っている。中身は、組立てが簡単な耐荷重500kgの段ボール製の簡易トイレ6個と、360回分の汚物袋と凝固剤などが一式となっている。
トイレは最低1人1日5回として7日分は必要。段ボール製のトイレ本体も、できるだけ衛生的に使えるように十分な予備があるとより安心だろう。
別売りで着替えにも使える目隠しポンチョもある。個人はもちろん、自治会などの自主防災組織等でまとまった数を備えておくのがおすすめだ。
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