小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月18日
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宿敵・相洋ペアをファイナルゲームの末に下し、県女王の座についた小田原の山田歩実・桒野(くわの)未来ペア(ともに2年)。ターニングポイントは準々決勝の川崎橘戦だった。
相手のスローペースに流され、気が付けばあと1点取られれば敗退という場面だったが、「負けている感じがまったくしなかった」と飄々と答える。流されはしたが、「主導権は握っていた」と話す2人。勝ちを意識した瞬間に「あと1点」が取れない”勝ちビビリ”に、川崎橘ははまった。冷静さを失わなかった2人はサーブから反転攻勢をかけ、ゲームをひっくり返した。勢いに乗りそのまま一気に頂点まで駆け上がり、全国初出場を決めた。
2人は「まずは2日目に残りたい。今年は挑戦者として自分たちがどこまでやれるのか、全力を出しきって試したい」と話した。