小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月15日
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市内根府川の岩泉寺(片岡修一住職)の釈迦堂で48日、釈迦の生誕を祝う花まつりが行われた。
毎年、地元有志が花を持ち寄って飾り付ける花御堂など、手作りのもてなしが特徴の同寺の花まつり。当日は、釈迦が生まれた際に降ったとされる甘露の雨を再現したかのような天候の中、住民を中心に参拝者が次々と訪れた。御堂には、花御堂や一枚岩の釈迦尊像を一目拝もうと人々が列をなす盛況ぶり。地元特産品の柑橘類の販売や甘茶が振る舞われ、にぎわいをみせていた。
11時からは御詠歌が響く中で法要が執り行われ=写真下、御堂は厳かな雰囲気に包まれた。国府津から家族で訪れた石田道広さん(39)は「初めて来たが、雰囲気があってよい」と語り、息子の純士(すみと)ちゃん(1)と共に甘茶を注いだ。また、65年欠かさず参拝する夫婦の姿もみられ、片岡住職は「釈迦堂は地域と共にあると改めて感じた」と感慨深そうに目を細めていた。
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