小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年7月7日
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子どもがお腹の中にいた時の胎内記憶について研究する産婦人科医・池川明さんの講演会が6月28日、生涯学習センターけやきで開かれた。NPO法人ママズハグが企画し、妊婦や親子連れら約75人が参加した=写真。
当日は、池川さんが全国の母親から聞き取った胎内記憶を紹介。参加者にもマイクを向けると、「夢に出てきて名前を告げられた」「お腹の中が赤かったと話した」など実体験が次々と披露された。人は目的をもって生まれてくると話す池川さんは「存在を認め、信じ、愛することが大切」と子育ての極意を説き、聴講者の中には涙を流しうなずく姿も。主催した山本加世代表は「子どもを信じること、肯定的な考え方を通して妊娠中、子育て中などみんなが救われた貴重な機会となった」と会の盛況をよろこんだ。