相洋高校和太鼓部(小林悟顧問)が8月8日から10日まで長野県の伊那文化会館で開催される「全国高等学校総合文化祭」の郷土芸能部門に3年連続で出場する。
昨年12月に県高等学校総合文化祭の和太鼓部門で優勝し、県教育長賞を受賞。12回目となる全国大会への挑戦権を得た。
また、27代目部長の海老原恵さん(3年)が優秀賞にあたる林田賞を受賞。海老原さんは「先輩方も受賞されてきた賞なので、自分もという思いはあった」と笑顔を見せた。全国の舞台に立つことができるメンバーは30人。今年は半数以上が女子部員で「パワーというよりも華やかさとしなやかさ、そして表情で勝負したい」と部員全員が口を揃える。
曲目は、学校生活を表現した同校和太鼓部の伝統曲「小峰ばやし」。先輩たちの伝統を守りながらも自分たちだけのアレンジを加え、規定の8分以内の曲にしようと現在、最終調整中だ。
海老原部長と永井琴乃副部長(3年)は「気持ち一つに。優勝」と力強く宣言。一本勝負にすべてをかけ、相洋の鼓動を響かせる。
7月20日には加藤憲一市長を表敬訪問。全国大会への出場を報告した。「3年連続おめでとう。今年も来ると思っていたよ」と加藤市長からエールが送られると、部員らは「チーム一丸となって正々堂々と叩きます」と応えた。