障害者雇用で全国表彰 小田原百貨店が優良事業所に

社会

掲載号:2019年10月5日号

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(上)表彰状を受ける神戸社長 (下)商品をネットにかける亀井さん
(上)表彰状を受ける神戸社長 (下)商品をネットにかける亀井さん

 県西地域でスーパーを展開する(株)小田原百貨店(神戸洋一代表取締役社長)がこのほど、障害者雇用優良事業所として全国表彰を受けた。厚生労働省所管の独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が、障害者の雇用促進と職業安定に貢献した団体等を選定するもの。同社は2016年に神奈川県表彰を受けており、今回長年の功績が全国で評価された形となる。

 障害者雇用促進法では、常時雇用する従業員の一定割合(法定雇用率、民間企業の場合は2・2%)以上の障害者を雇うことを義務付けている。同社は2019年6月時点で13人の障害者を雇用。実雇用率は5・20%と高い水準を誇る。

 同社では、地元の養護学校と連携し、生徒の実習体験を積極的に受け入れ。就労前に実際に働くことで個人の能力や適性を見極め、伸ばす時間を設け、その後の就労へつなげているという。

 「皆さん優しく、仕事が楽しい」と話す亀井稜太さんもその一人だ。養護学校の実習を経て、3年前から南足柄店の青果部で働いている。主に品出しや商品の加工を担っており、「出来ることを一所懸命頑張ってくれる、頼もしい戦力」と責任者の加藤忍さんも太鼓判を押す。

 同社では毎年1〜2人の採用を続けており、神戸社長は「互いの協働意識を持つことにより仕事のし易い職場環境を作れるよう心掛けている。社会全体で取り組む必要を考え、今後もその力添えが出来れば」と話した。

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