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公開日:2020.10.24

小田原市新病院
現地で2026年度開院
市、基本計画素案示す

  • 基本計画素案に示された「建物配置計画」の図(※実際の規模・配置等は設計段階で決定する)

 小田原市は10月16日、施設老朽化などを理由に建て替を検討している市立病院の「新病院基本計画(素案)」を明らかにした。建設地を現在の病院敷地内として、2026年度の開院を目指すとしている。

 同計画素案は、小田原市新病院建設調査特別委員会で示された。建て替え事業の基本的な考え方を示した「小田原市立病院再整備基本構想」(19年12月策定)等をもとに、新病院の機能や建設条件などを具体的に整理したもの。「地域医療連携」「救急医療」「災害医療」の強化など9項目で構成している。

 内容では、総事業費が約288億円で基本構想から60億円程度増加した。市立病院病院再整備課では「(基本構想の)価格算出当時から本体工事費の単価が上昇した。また2階3層の立体駐車場を含む付帯工事費や、建設地を現地としたことで文化財調査など関連事業費が増えた」と説明している。開院時期を25年度中から26年度中へと遅らせたことには「文化財調査が24カ月かかる」ことが主な理由とした。

 同計画素案は、市議会各会派の意見等を同特別委員会で取りまとめ「意見書」を市長宛てに提出する予定。市では、提出される意見書の内容を踏まえ、早ければ12月議会に基本計画の議案を上程する考えだ。

 基本計画素案は市HP(市議会ページ)から閲覧できる。

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