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「助産院を湯河原に」 地元有志がプロジェクト

社会

公開:2022年9月10日

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プロジェクトのメンバー(中央が中島代表)
プロジェクトのメンバー(中央が中島代表)

 湯河原町で助産院の開設を目指して地元有志およそ10人が「湯河原町に助産院を!プロジェクト」(中島真奈美代表)を立ち上げて活動している。来年冬頃の開設を目指している。

 湯河原町によると2021年の出生数は82人。現在、町内には出産できる病院や助産院は無い。自身も町外の助産院でお産を経験した中島代表。「”幸せな出産”ができて楽しい育児に繋がった。『地元でも出産できる』という選択肢を増やしたい」と、子育ての中で関わりを持ったメンバーが集まって分娩可能な施設の誘致など、お産の場づくりについて模索。今年2月にプロジェクトを立ち上げた。

 プロジェクトには保育士の中島代表を始め、助産師や町議、近隣の真鶴町在住者も参加。助産師が常駐して産前産後を通じ、母乳ケアや育児相談、医療機関や行政との橋渡しなど、母子とその家族を支えるケアができる拠点づくりを目標にした。

 その活動に賛同し、町内での助産院開設を名乗り出た助産師もいる。6月と8月には助産師や産婦人科専門医を招いて公開ミーティングなどを開催。助産院を開設するための課題や自然なお産について学ぶ場を設けた。現在、約80人の活動賛同者が集まっている。

 開設するためには、場所と連携する病院の確保が必要となる。中島代表は「コロナ下で孤独を感じる妊婦さんも多いと思う。人とのつながりを感じる、拠り所となる場を作りたい」と話した。行政への働きかけを続けながら、実現を目指す。

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