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公開日:2023.04.22

真鶴町
岩ガキ「鶴宝」出荷もうすぐ
3年目でファンも増加中

  • (株)岩ガキBASEの皆木代表

 真鶴町の特産品の岩ガキ「鶴宝(かくほう)」が4月29日(土)に今シーズンの出荷を迎える。2015年に試験養殖を開始し、21年に約1万個を出荷。3年目となる今年は、約1万5千個を予定しており、在庫がなくなり次第終了する。

 鶴宝は岩ガキの養殖としては県内初で、全国でも珍しい完全外洋養殖。出荷までに約2年半〜3年の歳月をかけることで、身がしっかりと育ち、特有のクリーミーさを味わうことができるという。

 町内の飲食店17店舗のほか、町外では横浜市、平塚市の店舗でも取り扱う予定。消費拡大を狙い、今年から問い合わせがあった飲食店へ試食品の提供も始めた。

 ECサイトでの販売や、ふるさと納税制度の返礼品としても登録しており、県内からだけでなく、東京都、埼玉県、大阪府など県外からの申し込みも増えている。

 初出荷から2年、町ではJR真鶴駅と連携した無料試食会や、横浜銀行とのPRイベントなど町内外への周知拡大に取り組んできた。SNSでは、鶴宝の出荷を待ちわびている旨のコメントが届くようになったという。鶴宝の養殖を行っている(株)岩ガキBASE代表の皆木孝行さんは「鶴宝の認知度があがってきたことで、楽しみにしてくれる人が増えた。満足してもらえるものを出荷できたら」と語った。

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